2021.07.29
目の前に広がる青い海は津軽海峡、雲の切れ間からは本州最北端の青森。目線を右にやればランドマーク函館山。「函館湯の川温泉 海と灯（以下海と灯）」の露天風呂からは、函館の土地柄を感じられるダイナミックな景色を楽しむ事ができます。
景色もさながら和にこだわった趣向もおもしろくおすすめの露天風呂です。
メインは「古の無限海灯露天風呂」。３つある露天風呂の中で、海側に面した一番大きな湯船で、大きく開かれた開口部からは前述した函館の景色をゆっくり楽しむ事ができます。
露天風呂含め大浴場は5：00～11：00、17：30～25：00まで利用できるので、日の出・日の入りに色づく水平線や月灯りに揺れる海面と、朝も夜も情感たっぷりの景色を楽しむ事ができますよ。
おすすめは肩まで湯に浸かって視点を下げる事。視界が海と空でいっぱいに。霧で分かりずらいですが、水面の上にある黒は青森県、右手には函館山が見えます。
湯船の一画に寝湯ができるスポットもあるので、ぜひ利用してみてください。海や空を余計大きく感じて、体も心もデトックスされるよう。特に夜は海の音が響き、海をより一層強く感じられます。
夜になると海面を照らす月灯り。この情景がホテルのネーミングの由来にもなっているのだとか！
次にご紹介する露天風呂は畳風呂。見た目が一気に和になり、漂う畳の香りに癒されます。温泉に濡れた畳は温かく柔らか、足の裏でも心地よさを感じられます。足元が冷える時期はなおさら温かく、安心して露天風呂をお楽しみいただけますよ。
最後にご紹介するのは壺湯。海と灯の壺湯では源泉をかけ流しで楽しめます。湯の川温泉の源泉は平均65℃と高温で、壺湯には湯の川らしいあっつあつの温泉で満ちています。筆者は熱くて片足しか入れられませんでした！熱いの得意な方や、湯の川温泉の醍醐味を味わいたい方には挑戦していただきたいです。
解放感たっぷりの海と灯の露天風呂、いかがでしたでしょうか？女風呂には外湯専用のタオルが浴場内に置いてありますので、気兼ねなくこの解放感をご満喫いただけると思います。また外来での利用も可能で、ひとり1,100円でバスタオルとフェイスタオルのレンタルが付きます。
湯の川らしさを満喫できる露天風呂をお探しなら、ぜひ利用してみてください。